ブレッドボード
◆ブレッドボードとは(2018/9/7)
- ブレッドボードという名前の由来は、パン(Bread)を作るための小麦粉を練る板(Board)に釘を打ち、頭を中継端子にして回路を組んだのが語源のようです。
- ボードの穴に部品を差し込み、ジャンパー線で回路を組めばでき上がりという半田付け不要の配線方式で、ちょっとした実験には向いています。
◆特徴と使い方(2018/9/7)
- 下の画像のブレッドボードは84×55×10mmというサイズで、穴の間隔は2.54mmになっておりICの足のサイズにピッタリです。
- 右下の画像の赤枠で囲んだ縦方向のabcdeの5つの穴がつながっており、同じくfghijの穴もつながっています。それが横に30列あります。
- ICは中央に置いて回路は左から右へ組みましょう。下の画像のNGの例はICの1〜4、5〜8ピンがショートしています。
- 金具部分の浮遊容量があるため高周波には向かず、直流か低周波の回路に適しています。
- 金具の構造上大きな電流を流すことはできず、500mA以下で使いましょう。
- 片側の側面に2つの凸と反対側に2つの凹があるため、それを合わせて大き目の板に貼り付ければ複数個をつなげていくこともできます。
- 配線用のジャンパー線は単芯線で自作も可能ですが、色分けされた完成品も販売されています。
(左)ブレッドボード (中)赤枠のabcdeが電気的につながっている (右)内部の金具(参考:サンハヤトのHPより)
市販のジャンパー線各種
ICを中央に置いて回路は左から右へ組む。NGの例はICの1〜4、5〜8ピンがショートしている。
LM386を使った低周波アンプ
<完了>