コイルケースの外し方
◆万力を使う方法(2003/11/19)
巻き数の判らないジャンクのコイルを巻きなおして使いたいとき、ケースを外すのに苦労しますが、下のような方法でやってみてください。
万力をケースの幅より少し狭く開き(ケース部分がひっかかる程度)、その上にコイルを置きます。
7Kコイルであればφ7のドリルを万力に挟み込むと、万力も安定し丁度良い幅になります。
中心のコアに無理な力がかからないよう、ボビンと同じ高さにしておく。
直径4〜5mmの木の丸棒(丸い箸を切っても良い)をボビンの部分にあてる。
棒の端っこを軽くハンマーでたたけば中のボビンとコアがずれるため、外すことができます。
◆専用冶具を作ってみる(2009/10/31)
ホームセンターで購入したL型金具(長さ25×25mm、幅15mm、厚み2.8mm 4個130円)で、専用の冶具をつくってみました。
幅決めのために使用したスペーサ : 7K(3mmと4mm各1個)、10K(3mm×2個と4mm1個)、M3×15mmの皿ビスとナットで固定しました。
木の台に木ネジで固定する。 左は7K用、右は10K用。
丸棒をコア部分にあて、金づちで軽く叩いてボビンを抜く
<完了>