板の切断
◆金ノコ(2017/12/29)
- 金属板やガラスエポキシ基板の切断には金ノコを使います。
- 刃部は交換式になっており、刃の向きは押して切る方向にするのが基本ですが、私の場合は木工ノコと同じように引いて切る方向にセットしています。
一般的な金ノコ(柄と弓の部分を持つと力を入れやすい)
小型の金ノコ(狭い場所で使える)
◆糸ノコ(2017/12/29)
- 糸ノコは刃が細いため曲線や四角い穴など複雑な形の加工ができます。
- アルミ板の加工には「金属用」と書いてある目の細かい鋸刃を使います。
- 無理に力を入れると刃が折れてしまうため、注意して切断することと、替え刃は準備しておきましょう。
- 替刃の袋には薄板用と書いてあり、アルミ板で1.5mmまでは加工したことがあります。板が厚くなると刃が挟まれて動きが悪くなり、無理に力を入れると折れてしまうことがあるので注意してください。
糸ノコ
◆V型の工作台(2018/2/16)
糸鋸で薄板を切る時に、間違えて机に切り込んだりしないよう、また切断時のビビリ止めとしてV字型の工作台を作っておくと便利です。ラワン等の板材をノコギリで口元幅50mmほどに切り込みました。
V型の工作台
V型部の上に板を置いて糸鋸で切り進む
◆金切りハサミ(2018/1/5)
0.2とか0.3mmといった薄板の切断には金切りハサミを使うと便利ですが切断によって板が反ってしまうため、切断後は反りの戻しが必要になります。
金切りハサミ
◆アクリルカッター(2018/1/5)
- アクリルカッターはプラスチックの板に溝を入れ、何度も繰り返すことで溝を深くして切る道具です。
- 板に金属スケールを置き、スケール面にカッターの刃をあてて引きながら切り込みます。
- プリント基板を切るのに適しており、紙フェノールは楽に切れますがガラエポを切るとガラス繊維の影響か徐々に切れ味が悪くなるため、刃部を油砥石で研磨することにより切れ味を復活させることができます。
オルファのアクリルカッター
切れ味の悪くなった刃を油砥石で研磨
参考文献
- 鉄道模型の工作手帳 坂本衛著 山海堂
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