簡易レタリング

◆はじめに(2022/1/14)
リグを自作した時に最後の仕上げは塗装とレタリングです。これによってリグの体裁がよくなりますが、以前はやっていたものの徐々に面倒になってきたのは歳のせいでしょうか hi。と言ってツマミやコネクタ、スイッチなどの機能を示す文字がないと、リグとして完成したとは言えません。そんな訳でパソコンで手軽に作れて修正も容易な、簡易レタリングについて紹介しましょう。

 簡易レタリングをした144H7機


簡易レタリングの手順(2022/1/14)

  1. CADを使って目盛りや文字板を描く。
  2. インクジェットプリンタで用紙に印刷する。
  3. ハサミで切り取り、丸穴は彫刻刀で切り抜く。
  4. パネルに貼り付ける。

使用しているCAD(2022/1/14)
AR−CAD というフリーウエアのCADを使っています。図面を描くに必要な機能を備えており、繰り返し使っているうちに慣れてきます。

印刷する用紙(2022/1/14)

  1. ELECOMのA4サイズ光沢シール用紙(型番:EDT−FKK、10枚で税込700円ほど)を使いインクジェットプリンタで印刷しますが、4等分すれば葉書サイズとして印刷できます。
  2. 少し高くなりますが、耐水性を備えたものや全天候型という用紙もあるので、目的に合わせて選んでください。

 ELECOMのA4サイズ光沢用紙

◆丸穴をあける彫刻刀(2022/1/14)
ボリュームの軸などを通す丸穴を切り抜くために彫刻刀を使います。画像の丸刀は先端の半径が7mmほどのものです。

 丸刀


◆CADで図形を作る(2021/1/21)

  1. 文字の高さを2.5mmに設定し、下のような図形を描きました。
  2. 空白がもったいないので、予備を含めびっしりと詰めて描くのが良いでしょう。

印刷する(2021/1/21)
用紙のサイズがA4なので4等分して葉書サイズにし、インクジェットプリンタを使って印刷します。

丸穴を切り抜く(2021/1/21)
ハサミで切り取り、丸穴は彫刻刀を使って押し切り、位置をずらしながら切り抜きます。

  
(左)ハサミで切り抜く (中)彫刻刀で穴を抜く (右)完成です

◆貼り付ける(2021/1/21)

  1. 貼り付ける側のパネル面は汚れを落とすため、アルコールやシンナーできれいに拭いておきます。
  2. 用紙裏側の保護紙はピンセットではがして糊面を出し、パネルに貼り付けます。
  3. 貼り付ける時はパネル面に軽く乗せ、パネルの縁に対し平行・直角が出ているかを確認して微調整し、その後に押し付けます。

 パネルに貼り付ける

<完了>