放熱グリース

はじめに(2020/4/25)
トランジスタが発する熱を逃すため放熱器を使いますが、熱伝導を良くするためトランジスタと放熱器の間に充填する放熱グリースを紹介します。

◆放熱グリース(2020/4/25)
シリコングリースに熱伝導率の高い金属あるいは金属酸化物の粒子を混ぜ込んだものです。(*1、2)

 放熱グリース

◆放熱器に使用した例(2020/4/25)
終段トランジスタや安定化電源のトランジスタなど大きな電流が流れる素子は発熱が多く、そのままでは自己の発する熱で破壊されてしまうため放熱器を用いて出来るだけ熱を外に逃がしてやることが必要です。トランジスタを放熱器にねじ止めするだけでは完全に密着することはできないため、その空間を埋める用途として放熱グリースを使います。

 
(左)シャーシーに放熱 (右)銅板で作った放熱器に使用した例

◆終段トランジスタとダイオードの熱結合(2020/4/25)
終段トランジスタの熱暴走を防ぐためバイアス回路にダイオードを用いますが、そのダイオードとトランジスタを「熱結合」するために使います。下の画像ではトランジスタと放熱器(アルミ板)の間に絶縁用のシリコンシート(水色)を挟んでいますが、添付の説明書によるとこのシート自体にクッション性があり、放熱グリースは使わなくても良いと書いてあったため使用していません。

  
(左)グリス塗布前 (中)塗布後 (右)バイアス回路のダイオード

<完了>


参考文献(*印)

  1. Wikipedia
  2. 信越シリコーンのホームページ