中間周波増幅
◆回路の役割(2006/12/9)
混合部で周波数変換された信号を増幅して、検波段へ送るための回路です。
◆中間周波増幅(2006/12/9)
2SK241の2段増幅回路を示します。FETはトランジスタに比べ周辺部品が少なく済むため愛用している回路です。2SK241のゲート部にはAGCのマイナス電圧を加え、信号の強弱に追従し増幅度を変化させます。3SK73などのデュアルゲートFETを使うと、増幅度のコントロールがしやすいと言われますが、シングルゲートFETでもAGCの機能は働きます。またもっと簡単にするにはAGCをやめてしまうことも出来るでしょう。
◆ゲインの調整(2006/12/10)
下の回路でゲインが不足と感じる場合は、2SK241のソース抵抗470Ωを220Ω程度に減らすことで感度の上昇が見込めます。反対に発振気味の時は、680とか820Ω程度に変更することで、動作を安定化することが出来ます。
<完了>