アルミ板の曲げ方
はじめに(2010/01/04)
ケースを自作するには、1枚のアルミ板から各部材を切り出し、曲げ、穴を開けることでケースを形作っていきますが、ここでは基本動作であるアルミ板の曲げ方について紹介します。また一度曲げたアルミ板を反対方向に曲げ戻し、それを何回か繰り返すことで、アルミ板を切り離すことが出来るので、一度やってみてください。
曲げたいアルミ板の幅は最大300mmと想定し、アングルの長さは+20mmの320mmとしています。アングルは1mのものが売られているので、金ノコで切って使います。
準備するもの
スチール定規、アルミアングル、C型クランプ、千枚どおし
各部材の組み合わせ
作業の手順
1.アルミ板にスチール定規を当て、千枚通しで表裏両面にケガキ溝を入れる。このとき溝の位置が表裏でずれないように気をつけます。
2.アングルでアルミ板をはさみ、C型クランプを2個使って固定する
3.ケガキ溝が見える位置でアングルを固定する。上下アングルの前後位置がずれるときれいに曲げられないので気をつけてください。
4.出っ張った部分のアルミ板を手で押さえ、直角に曲げます。アルミ板幅の木の板を添えて曲げると、均一に力がかかり、きれいに曲げることが出来ます。
アルミ板の切り出し
一旦下側に曲げたアルミ板を反対側(上側)に曲げ、その動作を何度か繰り返すとアルミ板を切り離すことが出来ます。
<完了>