NE612ANによる平衡変調

はじめに(2015/10/16)
平衡変調用ICのNE612ANは最高周波数が500MHzという優れものですが、20年ほど前でも500円ほどしておりSN16913Pが100円で購入できた当時では気楽に使える素子ではありませんでした。しかし部品のサイズがどんどん小型化する現在ではラグ板配線する者にとって8ピンDIPタイプは貴重であり、イーエレにて@320でいくつか購入し使ってみることにしました。


バラモジとして使う(2016/10/16)

  1. 規格表から電源電圧は4.5〜8Vの範囲です。12Vから2.2KΩを通すと8ピンの電圧は6.3Vになりました。
  2. 6,7ピンを使い14.318MHzを水晶発振させます。
  3. 1000Hzの低周波信号を1ピンに加えます。
  4. T1の2次側に50Ωの抵抗を負荷としその電圧と波形を観測します。

1ピンの入力電圧を徐々に増やすと0.1Vを超えたあたりから出力の直線性が崩れ、受信機でモニターしてみると少し歪みを感じ始めます。

 

 

<完了>