熱収縮チューブ
◆熱収縮チューブ(2018/8/4)
- 竹ざおに水色のチューブを被せ、やかんの熱湯をかけるとチューブが収縮して竹ざおを包み込むものがヒシチューブという商品名で売られ、物干し竿として使われていた時代がありましたが、電気の世界では導線の接続した部分を包み込む絶縁材料として各種のものが出回っています。
- 収縮率は50%ほどで、直径6mmのものであれば加熱することにより3mmまで縮みます。
- 絶縁したい部分より少し長めに切ってから被せ、ライターの火などで加熱することにより内部の形状に沿って密着します。
- 加熱しすぎると こげる→溶ける→燃える となってしまうためライターの炎は近づけすぎないよう、ほどほどに離して手早く処理します。
- ゴムのような肉厚のチューブもあり、絶縁だけでなく保護目的としても使えます。
- 電気店やパーツ屋だけでなく100円ショップでも入手できます。
(上)φ6の熱収縮チューブ (下)先端を加熱することでφ3に縮んだ
◆手順(2018/8/4)
導線をよじる
ハンダ付けする
熱収縮チューブを被せる
ライターの火で加熱して収縮させる
◆使用例(2018/8/4)
シールド線の末端処理に使用
<完了>