QRP用アンテナチューナー                           もどる

◆はじめに(2003/10/26)
7〜21MHzで使えるQRP用アンテナチューナー(SWR計内蔵)を作ってみましょう。送信出力は3W以下を想定し、同調用のバリコンとしてはポリバリを使おうと思います。広い周波数を1つのコイルでカバーするのは無理そうなので、2つのコイルを切り替えて使うことにします。


◆回路図は (2003/12/06)

  1. 7〜21MHzで使えるよう、トロイダルコアに巻いたコイルを切り替えて対応できるようにしました。
  2. VCはポリバリのため、送信出力は3W程度が上限と考えてください。
  3. メータは100uAのラジケータを使っており、21MHz0.5W程度でも充分にメータは振れます。
  4. メータの振れを最小にすることが目的なので、特にSWR値の目盛りは書いていません。


◆製作の手順(2003/12/6)

 
 部品を並べ、全体の感じをつかむ     1mmアルミ板で40*110*60の箱を製作 

  
        SWR検出部               PVCとコイル部分             完成です(塗装はまだですが)


◆調整方法(2003/11/30)

  1. 製作したSWR計のANT端子には50Ωのダミーロード、TRX端子にはトランシーバをつなぐ。
  2. トランシーバを送信状態にしてMEAS/SETスイッチを切り替え、メータの振れが少ない方にする。これをMEASとします。
  3. 50Pトリマ(TC1)を回し、メータの振れを最小(SWR=1.0)にする。
  4. ダミーロードをTRX端子に、トランシーバをANT端子につけ、2,3と同じ方法でTC2の振れを最小にする。

<完了>