高周波電圧計1
◆はじめに(2018/9/21)
トランシーバーのVXO出力や局発など発振部分の出力をチェックするとき、検出部の針を測定箇所に当てるだけでわかるという便利な道具です。
◆回路について(2018/9/21)
- 測定箇所からコンデンサ100Pを介してショットキーバリヤダイオードの1SS108で倍電圧検波し、5KΩのボリュームでレベル調整してメーターを振らせます。
- メータの振れが悪い時はGND端子を測定物のグランドと接続することで改善されます。
- メーターは日本橋のデジットで460円程度で入手できます。
◆彫刻基板の製作(2018/9/21)
- ベーク生基板を20×20mmに切り、下の画像のように彫刻刀(丸刀)で溝を入れました。
- ボリュームを取り付ける箇所にφ1の穴をあけます。
- 加工が終わったら銅箔面を磨き、シンナーで表面を拭き、フラックスを塗っておきます。
◆部品の取り付け(2018/9/21)
- 銅箔面に足を短く切った部品を半田付けします。
- 1か所だけジャンパ線を取り付けます。
- 基板はメータの足に半田付けして固定しました。
◆使用方法(2018/9/21)
- 発振回路の測定箇所に検出部の針を当てるとメーターの針が振れます。
- 針の振れがメーターの中央部程に来るようボリュームを調整します。
- 針の振れが少ない場合はGND端子にリード線をつないで測定対象物のグランドに接続してください。
グランド端子に接続したリード線をシャーシー(グランド)につないで測定
◆こんな使い方も(2018/9/21)
下の画像は144MHz電圧給電アンテナの電圧腹を測定したものです。
<完了>