スピーカー

スピーカーについて(2011/06/03)

  1. スピーカの口径 : アマチュア無線の場合は300Hz〜3000Hzの音が対象になり、リグに内蔵するには大きな口径のスピーカーは無理としても、50mm以上のものを使いたいところです。
  2. パネル取付け : スピーカーは音を通す穴をあけたパネル(=バッフル=baffle=じゃま板)に取り付けてコーン紙の前後を音響的に分離します。これにより後ろ側に出た音が前側に回り込んで前側の音と打ち消しあい、低音部の音が小さくなることを防ぎます。
  3. 高音の指向性 : 高域の音は指向性が強いため正面で聞くのが望ましく、出来ればスピーカーはリグの正面パネルに取り付けたいところです。スペースが無ければ長円型のスピーカーを使うという手もあります。

  (左)丸型スピーカー (右)長円型スピーカー

スピーカーの取り付け(2011/03/12)
スピーカーの取り付け金具は1個10円程度で売っていますが、アルミ板の切れ端を加工し以下のような手順で作ることができます。

 @10mm幅、1mm厚のアルミ板に6mm間隔でケガキ線を入れる

 A線に沿ってラジペンで挟み、折り曲げて切り離す

 B切り離したアルミ板

 C端から1.5mmほどをラジペンではさみ、折り曲げる

 D折り曲げたもの

 E先端から6mmの位置に2.2mmの穴をあける

 F穴をあけたところ

 Gヤスリでバリを取る

 Hヤスリで仕上げたところ

 I2mmのビスでスピーカーを固定

 J90度の間隔で4方向から押さえる

<完了>