2液エポキシ接着剤                            戻る

◆2液エポキシ接着剤(2021/7/16)
ケースの自作を始めた50年ほど前のころと思いますが、ナットをアルミ板に接着する目的で「セメダインスーパー」という2液エポキシ接着剤を使ってみました。硬化するまでに時間はかかるものの、長期にわたって接着力が維持され、ケースの自作には必須の接着剤でした。当時としてはけっこう高価だった記憶もありますが、現在ではダイソーなど100均店でも購入できるため、欠けた陶器の接着や孫が壊したおもちゃの修理に使うなど、家庭用の補修剤としても必要なものです。

 ダイソーの2液エポキシ接着剤(税込110円)

特徴(2021/7/16)

  1. 強い接着力がある。
  2. 2液(A剤・B剤)を混合して使う。
  3. 金属や陶器など硬いものの接着に向いているが、ゴムなど軟らかいものの接着には向かない。
  4. 溶剤が蒸発して固まるものではないため、充填剤として使っても収縮しない。
  5. 溶剤を使ってないため長期に保管しても硬化しない。
  6. 硬化時間を5分、10分、30分、60分、90分など用途に応じて選ぶことができる。
  7. 混ぜると独特の匂いが出るので、換気を良くしておく。

使用方法(2021/7/16)

  1. 接着面をシンナーやアルコールなどで拭き、油分や汚れを取り除く。
  2. 紙の切れはしなどにA剤とB剤を同量出し、つまようじなどで混ぜる。
  3. 混ぜた接着剤を接着面に塗り、動かないように固定する。(セロテープ、輪ゴム、紙クリップなどを使う)
  4. 室温が20℃ほどあれば定格の時間で硬化しますが、念のため24時間動かさないようにしておくと確実に接着できます。

 ワッシャを半田付けして座面を広くしたM3ナットをアルミ板に接着したところ

硬化時間の短縮(2021/7/16)
5分とか10分で硬化するタイプが無かった頃は、接着剤を塗った箇所をガスコンロなどで60℃ほどに温め、軟らかくなったものを室温で冷やすことにより、すぐに硬化させていました。

<完了>


参考にしたサイト

  1. 【エポキシ 接着剤】初心者向け 使い方、特徴と注意点を解説! (natoburo.com)