周波数カウンタ4 戻る
◆はじめに(2022/8/19)
新型コロナ第7波の襲来で国内では連日20万人近い人が感染しており、更に35℃超えの猛暑が続き、高齢者は出来るだけ外出するなとニュースは伝えています。ハイバンドではEスポも出ており、トランシーバーを持って移動運用したいとは思うものの、さすがにこの暑さでは出かける気になれず、今後の運用や自作環境充実のため、手持ち部品を探しては小物を作っています。据え置き型の周波数カウンタは測定ケーブルが長くなり、それが測定回路に影響することがあるため、ケーブルが短くて済む手元型のカウンタが欲しくなりました。以前アマゾンで購入したカウンタユニットがもう1個あるため、それを使おうと思います。
周波数カウンタユニット
◆周波数カウンタユニットの仕様(2022/8/19)
◆回路図(2022/8/19)
回路図はシンプルなもので、外部に出るのは入力端子と電源端子の2つです。
回路図
◆ケースの製作と配線(2022/8/19)
入力端子のコネクタを外し、同軸を直接はんだ付け
内部構造
外観
設定用のボタンを押すため、ケースに開けた穴
仕様を書いたシールを貼る
◆測定ケーブル長(2022/8/19)
周波数カウンタを使う場合はインピーダンスの低い箇所に測定ケーブルを接続しますが、被測定回路に影響を与えることがあります。八重洲の周波数カウンタYC-500Jに付属していた測定ケーブルは830mm長で容量は73PF、今回製作した測定ケーブルは170mm長で10PFでした。同軸は1PF/1cmなので妥当な値かと思います。
(上)170mm長の測定ケーブル (下)830mm長の測定ケーブル
◆使用方法(2022/8/19)
カウンタとして局発周波数を測定
◆周波数のオフセット(2022/8/19)
トランシーバでは送信周波数を直接読もうとすると、送信時しか読むことが出来ません。受信時でも周波数を読めるよう、VFOの周波数と局発の周波数を加減算して読む方法を取ります。そんなとき事前に局発周波数を設定しておくことを「オフセット」といいます。その手順については周波数カウンタ3を参照してください。
オフセット周波数を設定し、外付カウンタとしても使用可能
<完了>