ジャックドライバーの製作

◆マイクジャックのナットを回す(2019/11/29)
マイクジャックのナットには外周がセレーション(ギザギザ)になった物があります。このナットを締め付けるには「ジャックドライバー」という工具がエンジニアから@300程度で売り出されていますが、工具屋ではなかなか見つけることができません(ネットでは購入可能)。手近な道具としてラジオペンチで挟んで回すこともできますが、力を入れすぎるとセレーション部に傷が付いてしまいます。また狭い場所では回しにくいものです。そんなこともあり手に入りにくいのなら作ってしまえと、手近な部品を集めてみました。

 マイクジャック

 ラジオペンチで回す

 エンジニアのジャックドライバー

◆ジャックドライバーの製作(2019/11/29)

  1. M5用ワッシャ(外径12mm、内径5.5mm、厚み0.8mm)の端から4mmほどをペンチで切断します。
  2. φ5.5の内径部分を幅6mmにヤスリで拡げます。
  3. φ6真鍮パイプの先端に金属用ノコギリで深さ3mmほどの切り込みを入れ、ワッシャを半田付けします。
  4. 反対側にツマミを取り付けます。

 M5用ワッシャを端から4mmカット

 
(左)半田付けした先端部 (右)ナットを回す

 完成品

<完了>