レタリング(文字入れ)
◆はじめに(2010/06/05)
ケースを塗装した後、パネルに文字を入れることで通信機らしくなってきます。パネルに文字を入れるのは、サンハヤトから販売されている「インスタントレタリング」が手軽なので、その方法を紹介しましょう。
◆そろえるもの(2010/06/05)
- 英字インスタントレタリング LS-203(文字高2.3mm 黒色)、白色の場合はLS-207
- 数字インスタントレタリング LS-223(文字高2.3mm 黒色)、白色の場合はLS-227
- 転写ペン : レタリングをパネル面に転写する(こすりつける)ために使う。赤鉛筆でも可だが赤い粉が糊面に付かないよう注意する。
- セロテープ : レタリングを間違えたとき、文字をはがすために使う。
- クリヤーラッカー : レタリングが剥がれないよう、スプレーして文字をパネル面に固定するために使う。
インスタントレタリング 転写ペン
◆手順(2010/06/05)
- レタリングのシートを袋より取り出し、糊面を下にしてレタリングしたい文字をパネル面に当て、動かないように押さえる。付属している半透明の台紙で他の文字がパネル面に付かないようシートの糊面を保護しておく。
- 文字がまっすぐに転写されるよう、シートの中間にある線と下のパネルが平行になっているかを確認しておく。
- シートの文字の上から転写ペンでこすると、文字がパネル面に転写される。シートを少し上げ、文字がパネル面に転写しているかを確認する。文字の一部がシートに残っている場合は、もう一度シートを当て、転写ペンでこする。
- 転写が終われば、台紙を文字面にあて、上から指で押さえ、文字を密着させる。
- うまく転写できなかった場合は、転写した文字の部分にセロテープを貼り、レタリングした文字をはがし、もう一度転写作業を行う。
- レタリングが全て終われば、転写面にクリヤーラッカー(透明)をスプレーし、レタリングした文字を被膜で保護する。
(左)シートの上からこすって転写する (中)中間の線と下のパネルが平行かを確認する (右)クリヤラッカーをスプレーして終了
<完了>