着信音増設ベル              ホームに戻る

はじめに(2024/10/25)
自作ネタではないのですが、高齢の義母は耳が遠くなり、電話機から少し離れていると「プルプルプル」という呼び出し音に気付かないことが時々あります。黒電話の時代は電話機の背中に貼り付けた磁気コイル(テレフォンピックアップ)で信号を拾い、それでブザーを鳴らすなどの方法もありましたが、電話機の構造も変わって来ており、今の時代は別の手があるだろうとネットで探したところ、騒音の大きい工場などでも使える「TELEPHONE RINGER」なるものを見つけました。アマゾンにて594円(送料込み)だったので購入してみました。

 TELEPHONE RINGER

使ってみて(2024/10/25)
義母からは「良く聞こえるようになった」と好評で、離れた部屋でも気付くことが出来るとのことです。ただ甲高い着信音であり、窓を開けているとご近所迷惑にならないか、火災報知器など別の警報音と間違われはしないかとの危惧もあり、Xと相談した結果、スピーカー穴の上に幅広のビニールテープを貼り、尖った音を柔らかくして使っています。

TELEPHONE RINGERとは(2024/10/25)
すでに現品は義母のところにあり、写真を撮って紹介出来ないためネットの画像を使います。

  1. この装置は電源不要です。LEDが光り着信音が鳴り響くのは、電話線から電源を取っているからでしょう。
  2. 上部の窓から赤色のLEDが光りますが、それほど明るくはありません。今回の目的は「音」だけなので、特に問題にはしていません。
  3. 電話機と本機をつなぐケーブルは付属しておらず、市販品から必要な長さのものを購入してください。今回は手持ちの1.5m物を使いましたが、新規購入すると本機より高くなるかも知れません。hi
  4. 底部に電話機用のモジュラージャックが2個ついており、A側に電話機をつなぎ、B側に壁面コンセントからの電話ケーブルをつなぎます。(下に参考画像あり)
  5. 左側面には音質の切り替えスイッチが付いており、下側は甲高く、上側は少し低い音のような感じがしたため、上側にして使っています。
  6. 着信すると電話機と同じような「ジリジリジリ、ジリジリジリ」という呼び出し音が鳴り続けます。
  7. 着信音が離れた部屋にも届くよう、柱のやや高い位置に木ネジを立て、そこに引っ掛けて使っています。
  8. 裏側のネジ1本を外してみると、基板が1枚と薄型の圧電セラミックスピーカーがあり、ケースは薄っぺらで作りは安っぽいですが、この値段なら文句は言えません。
  9. 同じような機能の国内メーカー品の価格は数倍するため、必要に応じて選択してください。

  
(左)正面 (中)側面 (右)裏面

 接続図

<完了>