トラッキング現象対策                           戻る

◆トラッキング現象(2020/12/18)
ACコンセントに差し込んだプラグにホコリがたまり、そのホコリが水分を含むと電流が流れ、炭化導電路(トラック)が出来て大きな電流が流れ、発火するという現象があります。プラグの根元部分を樹脂で覆った製品もすでに販売されていますが、古いプラグはその対策が取られていません。時々掃除すれば済むことですが、奥まったところにあるプラグはつい忘れてしまいます。

 
(左)トラッキング現象による発火 (右)トラッキング対策をしたACプラグ

◆対策手順(2020/12/18)
ACプラグに差し込むトラッキング対策の製品も売り出されていますが、手近なもので対策してみました。

  1. φ6の熱収縮チューブを幅5mmに切ったものを2個準備する。
  2. ACプラグの先端に差し込み、ライターで加熱し収縮させる。
  3. 収縮したチューブを根元にずらし、金属部分が出ないように瞬間接着剤を塗る。

 φ6の熱収縮チューブを5mm幅で切る

 先端に熱収縮チューブを差し込み、ライターで熱して収縮させる

 熱収縮チューブを根元にずらし、金属部分が隠れるよう瞬間接着剤を塗る。

<完了>