ヤスリの目詰まり対策

はじめに(2019/7/12)
アルミ板の切断面はヤスリで仕上げますが、最後に使う精密ヤスリはアルミが軟らかいこともあって目詰まりしやすく、そうすると切削性が悪くなってしまいます。ネットで調べたところ木工用ボンドを使ったボンドパックという方法があることを知りやってみましたが、ボンドが固まるのに丸一日かかり、もっと早くできる方法はないかとグルーガンによる方法を試行してみました。

グルーガンによる方法(2019/7/12)
木・紙・布他の接着用に使いますが、金属に対しては強い接着力が無いことを逆手にとり、剥がすことを目的に使ってみました。

  1. グルースティックを後部に挿入し、グルーガンを3〜5分加熱する。
  2. グルーガンの引き金を引き、ヤスリ面に溶け出したグルー(接着剤)を厚めに塗布する。
  3. 30秒ほど待ってグルーをはがすとグルー側に目詰まりしたアルミの粉が付着する。

100%取れるわけではありませんが手間は省けるのではないでしょうか。またはがしたグルーは再利用が可能で、別のヤスリ面に乗せ下からライター等で軽くあぶれば融けるので、何度も使うことができます。

 グルーガン

 ヤスリの表面はブラシで掃除しておく

 グルーを塗る

 固まるまで30秒ほど待つ

 グルーをはがす

 グルー側に付いたアルミの粉

<完了>